ビールは、それぞれの味はもちろんのこと、ビール瓶の形やラベルなど見た目も千差万別で新しい銘柄を買う楽しさの一つでもあります。
なかでも王冠は、決められたサイズの中で目一杯その銘柄の特徴を表していて、ユニークなものばかり。
特に使い道もないんだけど、ついつい集めたくなっちゃう。
集めるうえで問題になるのが栓抜きです。
通常の栓抜きでは、テコの原理の作用点が表面にきてしまい、開けた後の王冠はその表面を大きくへこませることになります。
せっかく収集するのなら、傷やへこみのない王冠を集めたいじゃないですか。
王冠を曲げずに開けることができる栓抜きは、ちょっと探せば売っているがちょっとお高い。
さらに調べると、どうやら王冠を曲げずに開けられる栓抜きは自作できるようだ。
よし、作ってみよう!
材料
トラス小ねじ M6 × 25mm 1個 6円
ワッシャー M6 1個 2円
六角ナット M6 1個 3円
かまぼこ板 1個 0円
作り方
1.かまぼこ板をよーく洗って乾燥させる。
2.電動ドリルで穴を開ける。
今回は、5.5mmドリル芯を使用。
3.風合いを出すために、コンロで軽く炙ってうっすらと焦げ目をつける。
4.小ねじとワッシャーとナットを装着。
5.ナットの上に王冠を付けたり、文字を入れたりして装飾する。
使い方
小ねじの首下に王冠を引っかけて、開ける。それだけ。
余談
今回は、“王冠を曲げずに開ける栓抜き”を自作したけど、普通の栓抜きでも王冠と栓抜きの間に10円玉なんかの硬貨を挟めば、王冠を曲げずに開けることはできる。
だがしかし、今回自作した“王冠を曲げずに開ける栓抜き”試作1号は、思った以上に簡単に、安価にできたわけだし大成功だ。
なにより栓抜きを自作したおかげで、この栓抜きを使って早く次の便を開けたいという願望ができて、開ける楽しみが増えたことがうれしい。
今回の試作1号での経験を活かし、いくつかのバージョンを作っていこう。