自宅で手作りビール 〜仕込み編〜 に続き、今回は一次発酵の様子。
アルコール発酵とは、
酵母によって糖分がアルコールと炭酸ガスに分解されること。
麦汁とアルコールが混ざってビールになり
炭酸ガスは容器のフタについた発酵栓を通って外に排出される。
炭酸ガスを排出するために、フタを少し開けておくこともできるけど
発酵栓を使うことで、炭酸ガスを外に排出しつつ
外部からの雑菌の侵入を防いでるんだろな。
それに、発酵栓の動きを見ることで発酵の進み具合もわかる。
タンクに移して数時間経過すると発酵栓に動きが始まる。
発酵開始から1~2日経過
タンク内で発酵が行われ、30秒で6~7回の頻度で
発酵栓がポコンと炭酸ガスを排出している。
発酵開始から3~4日経過
発行栓のポコンは30分に1度くらい。
フタを開けて中をのぞくと、芳醇な甘い香りがして表面の泡はまばら。
発酵開始から5日経過
ほとんど発酵栓の動きがなくなってきた。
ときたま思い出したように数時間に1度ポコンと音を立てる程度。
発酵開始から6日経過
発酵栓の動きが全くなくなり、
発酵栓内の水位が左右対称になっていることから
炭酸ガスがほとんど発生していないことがわかる。
発酵開始から7日経過
いよいよ瓶詰め。
自宅で手作りビール 〜瓶詰め編〜 につづく